【琉球大学】ハワイ式PBLワークショップ開催しました!

お知らせ

【琉球大学】ハワイ式PBLワークショップ開催しました!

〈学生PBLワークショップ〉7月7日 おきなわクリニカルシミュレーションセンターにて

2019年からコロナ流行で開催ができなかったハワイ式PBLワークショップ。

今回ハワイ大学医学教育室のKasuya先生、Omori先生をお招きして開催しました。

1年次から6年次まで28名の学生が参加しました。

症例シナリオから、わかっていること(Fact)、考えられること(仮説Hypotheis, 鑑別診断、診断に限らず問題点も含む)、仮設を裏付けるために何を聞くべきか(Need to know)、この症例から学ぶべきこと(Learning issue)を少人数グループで考えるPBL Step1を体験しました。

高学年が低学年の後輩をうまくリードして、熱いディスカッションが展開され、みな楽しそうでしたね!

学習課題(Learning issue)の分類として、Biology(基礎医学)、Clinical(臨床医学)のほか、Behavioral(行動科学)、Population(疫学、リソース)についての視点も重要だとおっしゃていました。

鑑別診断のあげ方

1)病歴から「それらしい鑑別」をあげる

2)解剖(胸痛であれば胸にあるもの、皮膚、筋肉、助骨・・・)から考える

3)疾患系統から考える(VINDICATE)

V (Vascular,血管) I (Infection,感染症) D(Degenerative,変性) I(Idiopathic,iatrogenic,特発性と医原性) C(Congenital,先天性) A(Autoimmune,自己免疫性) T(Trauma,toxic,外傷・毒素) E(Endocrine,内分泌)

どのアプローチも使えるようになっておくといいですね。

ご参加ありがとうございました。